当院で可能な検査
HbA1c/グルコース分析装置(AH-8290)
糖尿病のコントロールを知る指標としてHbA1cと血糖値を約70秒で測定できます。現時点での血糖コントロール状況を当日に把握することができます。
間歇スキャン式持続グルコースモニタリングシステム(Flash Glucose Monitoring, FGM)
FreeStyle リブレ、リブレProは、FGM(フラッシュグルコースモニタリング)技術により、腕に装着した小型で使い捨てのセンサーを専用のReader(読取装置)でスキャンするだけで、詳細な皮下組織のグルコース値の変動を知ることができます。指先穿刺による採血は不要であり、最長14日間継続して使用可能です。センサーを使用したまま運動、入浴、水泳も可能です。14日間装着し後日医療機関にてデータ解析を行うリブレProと、患者さんご自身でReaderを持ち、任意の時間ですぐにグルコース値を知ることのできるリブレと2種類があります。当院では、いずれも保険診療で使用可能ですが、適応条件がございます。担当医にご相談ください。
甲状腺機能:自動エンザイムイムノアッセイ装置(AIA-360)
甲状腺ホルモン(TSH, FT3, FT4)を約19分で測定可能です。一部の甲状腺疾患においては、検査値によっては治療薬の変更が必要な場合があります。当院では、受診されたその日に結果に応じて治療方針をご説明することが可能です。ただし、検体の扱いが複雑なため、火・水・金曜日のみ稼働させております。
レントゲン装置(X'sy Pro)
診断用X線装置です。デジタル画像診断システム(FCR PRIMA)と連携しています。主に肺や心臓、腹部の疾患の診断に用います。先端巨大症や家族性高コレステロール血症などでは、足部やアキレス腱を撮影し、診断の一助とします。
骨粗鬆症の検査(骨塩定量)
骨粗鬆症とは、骨量が減って骨が弱くなり、骨折しやすくなる病気です。女性ホルモンの減少や加齢と関連するため、特に閉経後の女性で多くみられますが、男性でも注意が必要です。当院では、MD法にて骨塩量の評価が可能です。
自動血球計数CRP測定装置(LC-767CRP)
白血球3分類を含む血算18項目とCRP定量を測定時間約4分(血算のみ約65秒)で同時測定できます。貧血や感染症などの評価を迅速に行うことができます。
自動尿分析装置(AE-4020)
糖尿病の評価や腎疾患のスクリーニングなどが可能です。
超音波検査(エコー)
超音波を対象物に当ててその反響を映像化することで対象物の内部の状態を評価する画像検査法です。身体への影響が少ないため、安全に検査することが出来ます。当院では、腹部、甲状腺、頸動脈を中心に検査を行っております。原則、予約検査としておりますので、事前に受診をしてください。
甲状腺穿刺吸引細胞診
甲状腺の腫瘍が悪性か良性か判断する際に行う検査です。腫瘍を注射針で穿刺して細胞を吸い出し、その細胞の病理診断をします。頚部の検査のため心配される方もおられますが、超音波で腫瘍の位置を確認ながら採血と同じ細い針で行いますので、検査自体は数分で終了し、それほど痛みもありません。腫瘍の病理診断に応じて、治療や経過観察の方針を決めていきます。
心電図検査
不整脈、狭心症や心筋梗塞などの診断に用います。また、糖尿病患者さんでは、心拍変動検査(CVR-R)を測定して自律神経障害の程度を評価します。
ホルター心電図
心電図の異常は必ずしも普段からあるわけではありません。ホルター心電図では、24時間連続して心電図を記録し、発作的な不整脈や労作時の心電図変化を評価することが可能です。
動脈硬化検査(CAVI; 心臓足首血管指数)
糖尿病、高血圧症、脂質異常症など複数の因子が重なれば重なるほど、動脈硬化のリスクが高まります。一方で、初期は症状もないため、気付かずに病変が進んでいることもあります。この機械では、腹部から足までの血管の詰まりを反映するABIに加え、血圧に影響されずに動脈の硬さを反映するCAVIという指標を測定し、動脈硬化の早期診断、血管年齢の推定を行うことができます。
その他の検査
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上部内視鏡検査(オリンパス)
胃カメラを使って食道や胃の内部を直接目で診ることのできる検査です。当院では、2017年秋より経鼻内視鏡も導入しております。経鼻内視鏡検査は、検査中に会話をすることができたり、嘔吐感が少なく、一般的に苦痛が少ない検査方法とされています。一方、鼻腔が狭い患者さんでは、挿入が難しい場合や鼻出血のリスクがあるため、経口内視鏡検査をお勧めすることがございます。毎週月曜日午前に専門医により検査を行っています。検査の説明・術前検査・予約のために、事前に受診をしてください。
参考:経口内視鏡と経鼻内視鏡の違いは何ですか?(日本消化器内視鏡学会)
尿素呼気試験(ピロリ菌の検査)(POCone)
ピロリ菌(ヘリコバクター・ピロリ)感染は、胃炎、胃・十二指腸潰瘍の原因となるだけでなく、胃がん、胃MALTリンパ腫や特発性血小板減少性紫斑病などにも関連することが知られています。ピロリ菌が持つウレアーゼという酵素によって発生した二酸化炭素の呼気排泄を利用し、ピロリ菌感染の有無を診断することができます。検査は約30分程度で、当日に結果をご説明することができますが、検査の説明・予約のために、事前に受診をしてください。